介護現場では様々な職種が活躍しているのですが、その中の一つとして挙げられているのが送迎ドライバーです。送迎ドライバーは名前の通り、送迎のための車を運転するドライバーを言います。介護現場で活躍している送迎ドライバーは主に通所系の施設で募集されていることが多く、ほかにも入所系の施設でも募集されていることがあります。主な仕事内容は介護サービスを利用している高齢者の送迎で、介護施設と自宅、または介護施設と病院などを行き来することになります。ただ送迎するだけではなく、高齢者や高齢者の家族とコミュニケーションを取ることも大切な仕事です。

なぜ送迎ドライバーが介護現場で活躍できるのかというと、まず挙げられているのが介護職の慢性的な人手不足です。介護現場は常に人手不足となっているため、送迎のためのスタッフを確保することが難しいところもあります。そのため送迎ドライバーがいることで送迎の仕事を任せることができ、介護職はほかの仕事に集中しやすくなっているのです。ほかにも送迎ドライバーは送迎時間以外に雑務をすることが多いので、ちょっとした仕事を任せることができるという点も大きいと言われています。特に介護系の資格を持っている送迎ドライバーであれば介護の仕事もお願いできるため、介護現場では非常に重宝されているのです。

このような点から、送迎ドライバーは介護現場で活躍できる職種として注目を集めています。ちなみに年齢不問で送迎の時間だけ働くなど手軽にできるため、中高年からの人気が高い仕事です。中高年の方で転職をお考えの場合は介護の送迎ドライバーも選択肢の一つにしてみてはいかがでしょう。